ペルソナ３

以下、ネタばれ含む感想のため。


死ぬ気で挑んでくる高校生たちに、「死」という存在そのものが「生き続けろ」と残酷なことを言う。
タロットカードの一つ一つを繰りながら、「今の恐怖」を超えて行けという。

死そのものが最も「命あるものの生」を望むという矛盾。
生きていることそのものが「奇跡」だというラスト。
皆が生きている代償は確かにそこにあるけれど、でも、これは、一番最初に交わした「契約」。

一年間という限られた時間を、精一杯走るメンバー。
泣いたり笑ったり部活したり告白したり振られたり。
復讐したり戦ってみたり自分の存在意義をしこたま悩んだり。

映画見たりナンパしたりとにかく体力作ってみたり爺さんとまったりお茶飲んだり……。

いろんな人と交わって。
君は一人じゃない。君を支えるのは、君を知っている人で、君と絆を作った人なんだ。
培った絆の大きさに気がつくのは、自分が一人で立ったとき。
主要メンバーも素敵だけど、要所要所を押さえる脇キャラも素敵。


でも、美鶴さん、卒業式の一番大事なところをボイコットするのはどうかと思います（笑）



それにしてもアトラスのゲームは細かい。

武器が違えばモーション違うのはまぁそうなんだけど。
目を閉じるか開けるか右向くか左向くか、立ち止まっているときにぼんやりするかきょろきょろするか屈伸したり。
見てて飽きない（笑）