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首無の如き祟るもの [ミステリ]

+三津田信三 講談社文庫

以下、ネタが割れるかどうか謎ながらも呟く。

本編終了後に叫ぶ。
無茶苦茶だよ、と。
なんか、それ以外に思いつかない褒め言葉。
褒め言葉には「素晴らしい」の上に「凄い」か「無茶苦茶」くらいしかないと思う。
そこまでいったら他に言う言葉なし。
読め。

読み進めながらの恐怖感、というかなんというか、こう、足首あたりからずーっと何かの手が体の線をなぞるような感じがし続けて。しかも謎はとかれても、別の『ホラー要素』の謎はてんこ盛りどころかそこの山のように積み上げられたままでもうその頃には首のあたりになんぞみょーなものがすーっと……。

読書中の話だから別に何がいるというわけでもない。
ただ、入りこんでしまった自分の精神世界が漏れ出しているだけだと解釈。

……そういうことにしておく。病は気から。

そういえば自分、ホラーは嫌い。
読み終えたけど。
解決しない謎、もとい、「今の世の中では割り切れない謎」は苦手だ。
かといって将来的にひも解かれるかどうかも分からないし。

ミステリを優先的に描いて紹介する「本格ミステリとホラーの融合」という文言に、あえて言わせてもらう。

これは、「おぼろげに光り輝く数多のホラーの謎の中で、今現在、理論的に割り切れる謎のみが本格ミステリとして浮かんでいるだけ」だと。
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